今回作るのは
【根野菜と大葉麦味噌のベルミチェッリ】
ベルミチェッリは、太さ2ミリのパスタです。
存在感が強いパスタなので力強いソースととても良く合います。
食材は前回に続きトモファームあゆみ野菜さんから直送で頂いた玉ねぎ、じゃがいも。あとは、自然ショップ【やさい村】から買った土付人参、家庭菜園をされている近所の方から頂いた大葉、味噌は九州の麦みそを使ったパスタを作ります。
まずは、パスタを茹でるお湯の準備。
鍋にパスタ100gに対して、1リットルの水。1%の塩を入れ火にかけます。(舐めて、丁度いい塩分)
次に野菜のカットをしていきます。
パスタ用の野菜をカットする時はいかにパスタに絡めるか、今回は野菜が主役になるので素材感をどう活かすか、がポイントになります。
まずは、じゃがいも。
今回の野菜はどれも自然農の野菜なので、皮付きの状態で使う事ができます。
タワシで、よく洗ってカットしていきます。
形は太めのボールペンくらい。あまり、細くするとボロボロになってソースが粉っぽくなってしまうので留意します。
切っていくと断面は今にも滴りそうなみずみずしさw
切ったはしからオリーブオイルを入れて熱したパスタパンに投入!「ジュワーッ、バチバチバチ」とまだ水分の多い状態なので油と水が反応して威勢のいい音を出します。
それを横目に人参も洗って皮付きの状態でカットします。
切ると綺麗な断面とともに人参特有の香りが広がります。横からは皮付きの芋ならでわの香りの応酬。
相当、根野菜たちに求められてるなと勝手に妄想しながらにんじん君投入!
中火より少し、弱いくらいで火にかけます。
皮ごと炒めることによって、めちゃいい香りがでるんです。
食べれる部分も増えますし、少し値が上がってもメリットの方が大きく思います。
是非、農薬を使っていない野菜を手に入れたらやってみて下さい。
その香りを嗅ぎつつ、玉ねぎのカット。
これは皮を剥いて8分の1のくし形にします。
小ぶりですがしっかり身が詰まってずっしりとしています。
先人たちにいい焼き色がついてきたら、玉ねぎ投入。
糖分が多いので焼くとカラメルに似た香りが更に加わります。
これがまた、堪らん(o´罒`o)
テンション上げつつ玉ねぎの食感が残るくらいで味噌を入れる。
味噌のコゲる香りに酔いしれながらゆで汁を加える。【ジュワーッ】と音がしたら、鍋底のこびりついた旨味をこそげ取ります。
これが豊かな風味や旨味になるのでとても大事な作業です。
ここでパスタをグラグラ沸いたお湯に投入。
パスタを入れるタイミングはソースができるタイミングに合わせて、入れます。
湯で時間を頭に入れながらやっていくのがパスタを作る時ポイントになります。
時々混ぜてやるのも忘れずに
今回は、ベルミチェッリを使うので湯で時間が10分。
洗い物や皿の準備、フォーク、飲み物の用意、仕上げに入れる大葉を刻む時間など考え少し、余裕を持って入れました。
パスタがまだ少し硬いくらいでお湯からあげ、刻んだ大葉と一緒にソースの中で更に火にかける。
こうする事でソースがパスタに入り、逆にパスタからデンプンが出てソースと一体感が出てきます。
ゆで汁とオリーブオイルでドレッシングを作る感覚です。
パスタにソースがよく絡んで艶が出てきたら火を止めて
バージンオイルをかけて軽く和え皿に盛って胡椒をたっぷりかけ、完成。
早速、実食٩(ˊロˋ*)و
口に運ぶと近づくにつれ野菜と味噌がいい感じに焦げた香りの中に大葉とバージンオイルの青々しい香りが広がります。
口に入れると、香りからくる期待を裏切らず、しっかりと輪郭のある旨味を感じます。
追っかけるように大葉のアクセントの利いた香りがまた、次の一口を誘う。
動物性の旨味は一切入ってませんが、太めのパスタに全く引けを取りません。
ものの5分で完食(๑*°∀°๑)=3
トモファームあゆみ野菜さんをはじめとした生産者さんに感謝です。
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